バッファーのおしごと
バッファーは言い換えれば補助役、
味方に魔法をかけて強化したり、
敵を弱体化させるのが主な役割です。
中でも最も重要なのが前衛アタッカーにバイキルトをかけることで、
バイキ役、と呼ばれることも多いです。
ポジションとしては中衛に位置し、
時には前に出て戦い、時には後ろに下がって呪文を唱え、
臨機応変に立ち回ることが必要になります。
バイキ役と言っても、ほかに使えるスキルが職業によってバラバラなため、
敵を弱らせて一気に倒してしまうのが得意な職もあれば、
守りを固めて安全に戦うのが得意な職もあります。
それぞれの職業の特徴を把握して、
興味のわく職業を探してみてください!
※2020/1/30
Ver5.0より、旅芸人が強化されたため取り急ぎ追記いたしました。
魔法戦士
味方の火力を大幅に上昇させる、フォースの使い手!
使用感 ★★★☆☆
将来性 ★★★★★
魔法戦士と聞くと、
武器攻撃も魔法攻撃も得意、というイメージですが、
武器攻撃はアタッカー職に及ばず、
攻撃呪文も1つだけしか使えません。
ドラクエ10の魔法戦士は、中衛補助役のポジションで、
仲間を強化したり、敵を弱体化させるのが主な役割です。
レベル43でバイキルトの呪文を覚えると、
物理攻撃アタッカーの火力を大きく上昇させることができます。
また魔法戦士は、MPパサーという
仲間のMPを回復するとくぎを覚えることができます。
これに加えひっさつ技「マジックルーレット」で、
MPを気にせず戦うことができます。
さらに、各種フォースのとくぎで、
武器での攻撃に属性をかけることができ、
敵の弱点を突いて大きなダメージを与えられます。
ところがこのフォース、
110スキルの「フォース範囲化」を習得するまで
自分にしかかかりません。
もともと、アタッカーほどの火力を持ち合わせていない魔法戦士が、
ひとりで弱点を突いたところで、それほど大きな効果は見込めません。
また、バイキルト系の呪文を使える職業はほかにもいるため、
最初はMP回復役、という印象の強い職業です。
その分、「フォース範囲化」を習得できれば、
敵に合わせて属性を選ぶことで弱点を突いたり、
弱点のない敵にも、腰アクセサリーと合わせることで火力の底上げができます。
さらに、130スキル以降が魔法戦士の真骨頂。
「フォースブレイク」は敵の属性耐性を大幅に減らすとくぎで、
一気に大きなダメージを与えられます。
使う際には「FBいきます!」とアタッカーに声をかけ、
総攻撃を仕掛けましょう。
属性攻撃をしないと意味がないので、
使用前、アタッカーにちゃんとフォースがかかっているか確認するのも重要です。
180スキルの「クロックチャージ」、
こちらは近くにいる味方に素早さを2段階上昇させたうえで、
CT(チャージタイム:特技使用時間制限のこと)を10秒短縮できます。
素早さアップで単純に行動回数がふえますし、
CT短縮により、自身のフォースブレイクはもちろん、
他の仲間の強力なとくぎが使える回数が増えるため、
全体として大幅な火力上昇になります。
一方、150スキルの「マダンテ」はMPをすべて使って、
ダメージを与える魔法戦士唯一の攻撃呪文ですが、
条件がそろわないと思うように火力が出ません。
魔法戦士の役割は、あくまで仲間の火力を上昇させること。
自身がダメージを出すことは二の次、と心得ましょう。
装備できる武器は、片手剣・弓・両手杖。
片手剣と弓は、十分な火力を出しつつ、それぞれ盾や便利な補助スキルが使えるので人気です。
両手杖も使いどころがないわけではありませんが、ほとんど出番はなさそうです。
転職・職業クエストは、ヴェリナード城で受注することができます。
転職の際、魔法使いの魔結界が必要になるので、
魔法スキルに8Pは振っておきましょう。
ひっさつ技「マジックルーレット」は、
15秒間周囲の味方のMPを大幅に回復し、
まものつかいのウォークライと似たダメージアップを付与する、
非常に強力な技になっています。
敵の弱点を覚えて、フォースを使い分けるのは大変ですが、
魔法戦士がいるかいないかで、敵の討伐速度が大幅に変わります。
アタッカーたちの能力を高め、総攻撃を指揮する司令塔役、
それが魔法戦士です。
どうぐ使い
火力上昇に加え、守備固めや回復もできるアイテムマスター!
使用感 ★★★☆☆
将来性 ★★★★★
どうぐ使いは、まもの使いとならんでモンスターを仲間にできる職業です。
仲間モンスターについては、こちらをご覧ください。
戦闘においては、主に仲間にバイキルトをかける中衛として位置します。
バイシオン・バイキルトを覚えるのが52、67と
魔法戦士と比べかなり遅い点は注意が必要です。
どうぐ使いは、魔法戦士と比較して
スクルトやマジックバリアが使え、守備よりな強化が得意です。
80Pで覚える「磁界シールド」は魔法陣を敷いて、
その上にいる味方のダメージを20%減らすという強力な特技です。
ただし、狭いためにこだわりすぎると、
避けられる攻撃を避けられなかったり、
範囲攻撃に味方を巻き込んでしまったりするので注意が必要です。
もちろん名前の通り、消費アイテムをほかの職業より上手に使えます。
どうぐ倍化術、どうぐ範囲化術のとくぎを使えば、
魔法の聖水は仲間たちのMPを大幅に回復、
世界樹の葉は範囲蘇生アイテムへと早変わりします。
110以降は回復とくぎがさらに充実し、
130の「メディカルデバイス」は
30秒間仲間のHPを回復し続ける魔法陣を設置、
150の「プラズマリムーバー」は
複数の味方の状態異常をすべて取り除く、頼りになる技です。
装備できる武器は、ヤリ、ハンマー、ブーメラン、弓。
4種類ある上に、いずれも多彩な補助スキルを使用できるため、
武器の使い分けが悩ましい職業でもあります。
転職・職業クエストはガタラ原野で受注できます。
ひっさつ技は「強化ガジェット零式」。
魔法陣を敷いて、その上に乗った仲間が敵に与えるダメージを大幅に高める技。
ひっさつ技のため発動がランダムですが、
魔法戦士のフォースブレイクに並ぶ総攻撃の大技です。
火力上昇に、守備に、回復に、やることが多くて忙しいですが、
その分やりごたえもある職業です!
旅芸人
補助に回復に、様々な活躍ができる曲芸師!
使用感 ★★★★☆
将来性 ★★★★☆
旅芸人については、こちらもご覧ください。
※2020/1/30追記
Ver5.0より、旅芸人がめちゃくちゃ強化されました!
ブーメランが装備できるようになり、
ブーメラン装備時のみ、攻撃力・回復力とも大幅に上昇します。
旅芸人をする場合は、ブーメランを使用するのがおすすめです!
味方の攻撃力を高めるバイシオンと、蘇生呪文のザオラル、
そして範囲回復とくぎのハッスルダンス。
補助、蘇生、回復とそろっていて、PTに一人いると安心できる職業です。
しかしいろいろできる反面、それぞれの専門家にはいずれも一歩譲ります。
攻撃強化はバイシオンどまりで、バイキルトは覚えません。
ハッスルダンスも、僧侶や賢者のベホマラーには及びません。
110以降のスキルが習得できるようになると、
仲間たちにかかった状態異常の一部を治療する「エンドオブシーン」
敵の攻撃力を下げる効果のある「ゴッドジャグリング」
そして、周囲の仲間全員にバイキルトをかける「たたかいのビート」
という、便利な技を次々と覚えていきます。
また180スキルの「超ハッスルダンス」は、
CT技ではあるものの、周囲の仲間のHPを大幅に回復できるので、
ここぞというときに頼りになります。
魔法戦士やどうぐ使いのバイキルトだと、
ひとりひとりにかけないといけないため、
どうしても立ち上がりに時間がかかってしまします。
「たたかいのビート」があると、戦闘開始直後から、
前衛アタッカーが火力を発揮できるため、非常に強力です。
範囲バイキルトが旅芸人の大きな強みだったのですが、
占い師や扇スキルの登場で、そのお株をやや奪われつつあります・・・
たたかいのビートがCT技であるため、
効果が切れる前にバイシオンで上書きしていくか、
扇の風斬りの舞と併用していく必要があります。
味方が戦闘不能になると、かけなおすのが少し大変です。
魔法戦士やどうぐ使いのような、
バイキルト以外の火力上昇を見込めないため、
回復の補助をしてじっくり戦うなり、
自身も攻撃して、火力貢献するなりが必要になってきます。
範囲攻撃なら棍、毒の効く相手なら短剣、補助中心なら扇を使うのがいいでしょう。
今、攻撃すべきか、回復すべきか、補助に回るべきか、
常に判断をしながら、最適な行動を心掛けましょう。
基本的には、攻撃はアタッカーに任せる、回復はヒーラーに任せる。
自分は補助を優先して考えて、戦闘不能者がでたら積極的にザオラルをしましょう。
旅芸人がハッスルダンスばかりして、僧侶がザオラルをしている、
旅芸人が攻撃ばかりしていて、アタッカーが世界樹の葉を使っている、
というのが一番よくない状況です。
職業クエストは、オルフェア西の洞くつで受注できます。
ひっさつ技は「アクロバットスター」。
自分の身かわし率とカウンター率の上昇、テンションアップに加え、
仲間の身かわし率も上昇させる技です。
特に自分にかかる効果が大きく、機をみて積極的に使っていきましょう。
いろいろなことができる分、
常に適切な行動をとらないと他職に劣ってしまいますが、
どんな状況でも縦横無尽に立ち回ることができます。
シビアな戦いが要求される場でない限り、
どこに行っても一定の役割を果たせるでしょう。
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